ペンハ ロンガ シントラ(ポルトガル)

2006年3月19日-20日
ドアマンに「ミセス・イノウエ。ようこそリッツ・カールトンヘ」と出迎えられ驚いた。レセプションに向かうとすでにキーは用意されており、ほとんど待たされることもなくチェックインは非常にスムーズだった。
 後で聞いたところ、ドアマンは小さなイヤホンとレシーバーを装着していて、荷物に着いたタグなどでゲストの名前を把握し、名前で呼びかけて歓迎の意を表すという。一方、レシーバーでレセプションに到着を知らせ、レセプションはそれを受けてすぐにキーの用意にとりかかる。ベルマンはレセプションからゲストの名前と滞在する客室番号を知らされ、迅速に荷物を運び込む。ゲストを待たせず、なるべく早く客室に案内できるようにという心遣いが生んだ見事な連携プレイである。
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